歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯茎)や歯槽骨に起きる病変で、以前は、「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と呼ばれていました。 虫歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯茎が腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯茎)や歯槽骨に起きる病変で、以前は、「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と呼ばれていました。 虫歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯茎が腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。
位相差顕微鏡による細菌検査
(基本的には初診時に行い、どのような治療法を選択するのかご説明いたします)
菌の動きは活発?菌の種類は?菌の数は多いのか少ないのか?を顕微鏡で確認していきます。それにより、現在口の状態はどうなのか、これからどうなっていくのか、が判断できます。顕微鏡で確認して、きちんと菌をコントロールすれば歯周病菌はお口の中から減っていくのです。歯周病は、お口の中の菌の状態によって進行具合が変わります。
歯周病の原因は、虫歯の原因と同じくプラーク(歯垢)です。プラークは生きた細菌の塊で、そのほとんどが酸素の少ない場所を好むため、歯と歯茎の隙間に潜んでいます。プラークの中の細菌が出す毒素によって、歯茎に炎症が起きたり、骨を支える骨などが溶けてしまうのです。
また、炎症が歯槽骨や歯根膜まで及び、歯茎から膿が出たり、歯茎がやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。
歯周病がさらに悪化すると、歯槽骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物を噛むことができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
当院では位相差顕微鏡による細菌検査を
行っています。